すでにコンビニの広告などでご存知かもしれませんが、今年2016年の恵方は南南東。
ところで、節分って何? お祝いなの?
節分とは、二十四節気の一つです。
季節の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日のことです。
旧暦では立春が元日となり、春の節分は「大晦日」です。
そのため、春の節分は特別だったのでしょう。
今では、節分と言えば「春の節分」を指します。
昔は、季節の変わり目は邪気が入りやすいと
考えられていました。
そのため、邪気を払い福を呼び込むための行事として、
「豆撒き」が行われました。
【お役立ちアプリ紹介】
平凡社 くらしのこよみ (Playストアが表示されます)
七十二候をベースに季節を堪能できるアプリの紹介です。
写真、図像、俳句や読みものなどが表示され、季節の移ろいを楽しめます。
豆を鬼の目(魔目)めがけて投げつけ、
鬼退治(魔を滅する)に成功したことに因んでいます。
豆撒きに使う「豆を炒る」のは、「魔目を射る」に通じるからです。
画像出典:秒刊SUNDAYニュース |
豆だけに豆知識「大豆」と「落花生」の境界線があることが判明
(秒刊SUNDAYニュースというサイトが表示されます)
豆でお馴染のでん六さんのサイトはこちら(でん六さんのHP)です。
鬼のお面ギャラリーもあります。
恵方巻とは?
一般家庭ではあまり行われず、花街での事柄(芸者遊びの一つ)だと記されています。
以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」「幸運巻き寿司」と呼ばれており、
恵方巻と呼ばれるようになったのは、最近です。
昭和初期に大阪の寿司屋さんの組合がチラシを配布して紹介した記録が残っています。
その後、1970年代になってオイルショックなどでの販売不振から、大阪の寿司海苔の業界団体や商店が、太巻きを「幸運巻ずし」とし、道頓堀で「巻き寿司早食い競争」などの販促キャンペーンを開催しました。
これがマスコミに取り上げられたりして全国に知られるようになりました。
平成になってコンビニ各社が巻き寿司の販促キャンペーンとして取り組んだことから一気に年中行事、節分の食べ物として定着してきたようです。
2016恵方巻の方角と謎を解明(Allaboutが表示されます)
恵方巻が全国区になるまでの経緯を時系列でまとめられています。
画像出典:クックパッド |
(NAVERまとめサイトが表示されます)
今年は、定番の巻き寿司ではなく、ちょっとアレンジしてみてはどうでしょう。
生協の恵方巻もいろいろですね。
いわて生協 (店舗予約のチラシが表示されます。)
山形 共立社(くらしのセンター予約チラシが表示されます。)
みやぎ生協(COOP東北ネットショップのページが表示されます。)
※生協の恵方巻きの予約ページは、2016年1月末頃で終了となり、リンクもエラーになる見込みです。
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最後に、絵本を紹介します。
小学三年生の教科書にも載っているそうです。
おにたのぼうし(amazonのサイトが表示されます)
作:あまん きみこ / 絵:いわさき ちひろ